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【アラスカの大地から】失って分かる太陽の力 (2/3ページ)

2014.1.11 08:30

極寒の闇夜も、オーロラの彩りで神秘の楽園へと変わる=米アラスカ州(松本紀生さん撮影)

極寒の闇夜も、オーロラの彩りで神秘の楽園へと変わる=米アラスカ州(松本紀生さん撮影)【拡大】

  • 日の出とともにマッキンリー山頂のみが赤く染まる=2013年1月29日、米アラスカ州(松本紀生さん撮影)
  • 米アラスカ州のマッキンリー山(標高2万237フイート、6168.2メートル)=2013年9月12日現在
  • 写真家、松本紀生(のりお)さん=2010年7月20日、米アラスカ州(本人提供)

 ≪閉ざされた心 溶かす機上の陽光≫

 しかもこの日差しがキャンプ地までは届かないときている。かまくら生活をする場所は山々にがっちりと囲まれているため、日光がブロックされてしまうのだ。つまり、キャンプ中の約2カ月間、一切太陽を見ることなく過ごすのだ。

 これは精神的につらい。辺りの高峰が煌々(こうこう)と照らされているのを見るにつけ、この世で自分だけが開かずの冷凍庫に閉じ込められた気持ちになる。また実際にその通りの環境に身を置いているのだから、救いようがない。

 冬のアラスカでは鬱を発症する人が多いというが、それもこの日照不足が主な原因だ。治療には特別な室内ライトを使用するらしい。電源のない氷河の上では使える見込みはないだろうが。

 迎えのセスナ機上で浴びる日光に、全身が恍惚(こうこつ)感で満たされる。太陽のありがたみをこれほど実感できる体験も珍しいだろう。

写真家 松本紀生略歴

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