「もっさりした感じ出てる」
「常に事件のことが頭にあって着替えも忘れるくらいの女性。もっさりした感じが出ていると思う。バッグも斜め掛けです」心から役作りを楽しんでいるようだ。しかし、そんな格好をしても、宝塚時代の中国公演で“楊貴妃の再来”と騒がれたほどの美貌の持ち主。そうは見えないところが檀の檀たるゆえんだ。私生活では、歌手で俳優の及川光博夫人でもある。
檀演じる福家とは相いれない堅物の上司には、初顔合わせとなる稲垣吾郎(SMAP)。いわば、貫禄の警部像を披露するが、檀については「木村(拓哉)君の『武士の一分』で知ったけど、(ビールの)CMだとはしゃいでいらっしゃるし、何だかミステリアスな女優さんだなと思っていた。世の中の人たちもいろんなイメージを持っていらっしゃるんじゃないかな。そんな中での“ニューヒロイン”誕生という印象」と語る。
さらに、鑑識係には柄本明・角替(つのがえ)和枝夫妻の次男で、味わいのある演技が定評の柄本時生(ときお)。2人が福家の無理難題に振り回されながらも事件解決に前進していく様子が、何だかすがすがしい。男性社会でガツガツと働く檀の演技、必見だろう。(松本明子/SANKEI EXPRESS)