美容家、IKKO(いっこー)さん(宮崎貢司さん撮影、提供写真)【拡大】
もちろん、「礼儀を尽くす」ことと「相手にこびる」ことは全く違います。こびた瞬間に、自分のランクは落ちてしまいます。自分のポリシーは絶対に曲げてはいけません。
イエスマンでもいいのです。それでも、自分のポリシーに反する場面では、きっちりと自分の意見を言うようにしましょう。普段礼儀を持って謙虚に生きていれば、いざというときに発言に重みも出てくるというものです。自分の人生ですから、自分自身で守らなくてはね。
伝わっているか確認
言わなければならないことを言うときに気を付けたいのは、ポイントを押さえて、端的に言うこと。そして、言い終わった後に、「聞いていただきありがとうございました」とお礼を言うこと。十人十色という言葉があるように、人の心はそれぞれ。受け取り方も人によって違います。誤解を受けないように、自分の発言や行動に責任を持って生きていきたいものです。もし「あ、ちょっと誤解されたかな?」と少しでも思ったならば、すぐさまちゃんと伝わっているか確認をしましょう。それを引き延ばしてしまうことで、誤解が生じ、ひいてはトラブルにつながっていくのです。