複雑に見える恋心も、メダカではシンプルな脳の神経メカニズムで説明できるかもしれません。「脳の機械論」といった側面から、今回のメダカの研究は興味深い結果です。病理標本で人間の脳を観察すると、神経細胞やそれを支える細胞たちが整然と並んでいます。層状に重なったり、神経細胞の密度が濃い部分が島状に存在したりする鮮やかで美しいミクロの風景です。
脳のなせることは、全てこれらの神経細胞の活動の発露です。人に出会い、その人の姿を覚え、恋しく感じる。その一連の作業は、脳による作業なのです。
バレンタインデーは、女性がチョコレートを男性に渡す記念日です。かわいらしい甘い贈り物は、女性の恋心の意思表示とも考えられますが、男性脳の「恋心スイッチ」神経を活性化させる可能性も秘めているのかもしれません。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS (動画))