序盤から細かいミスが続き、最後に投げる小笠原は常に難しいショットを求められた。修羅場を何度もくぐってきた35歳が踏ん張って何とか一進一退で進めてきたが、第6エンド。小笠原にも狂いが出た。ハウス(円)の奥にあった相手のストーンに寄せたかった一投が短くなり、3点を献上。
最終第10エンドは最後の1投で同点に追いつく可能性を残したが、針の穴を通すような正確なショットが求められ、万事休した。
アクシデントにも見舞われた。10日になって体調不良を訴えた小野寺がインフルエンザに。小笠原は「セカンドは重要な部分。重点的にやってきた彼女が抜けるのは大きい」。力強いスイープ力でチームを救ってきた22歳に代わって入った吉田は公式戦で初めてのセカンド。「練習でも最悪の状況は想定してきた」と吉田は強調したが、セカンドとしての経験値の差は埋められなかった。
1次リーグは9試合ある長丁場。連日試合が続くため、後ろばかりを見てはいられない。船山は「この敗戦を無駄にしないようにしないといけない」と必死で前を向いた。(小川寛太/SANKEI EXPRESS (動画))