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「なにわの伝統野菜」復活(上) 実った努力 発祥の地は「道の駅」 (2/4ページ)

2014.4.6 15:05

畑の手入れをする「道の駅かなん」の駅長、阪上勝彦さん=2013(平成25)年10月24日、大阪府南河内郡河南町(関西大学_有志学生記者撮影)

畑の手入れをする「道の駅かなん」の駅長、阪上勝彦さん=2013(平成25)年10月24日、大阪府南河内郡河南町(関西大学_有志学生記者撮影)【拡大】

  • なにわの伝統野菜の発祥の地ともいえる「道の駅かなん」=2013(平成25年)10月16日、大阪府南河内郡河南町(関西大学_有志学生記者撮影)

 「毛馬胡瓜」きっかけ

 「なにわの伝統野菜を作り始めたのは1998年。当時JA大阪南の職員だった私に、大阪市の漬物屋さんから毛馬胡瓜(けまきゅうり)の栽培の依頼があったのがきっかけでした」。こう話すのは、なにわの伝統野菜の栽培の第一人者で、現在は「道の駅かなん」(大阪府河南町)の駅長を務める阪上勝彦さんだ。

 当初は、在来種がゆえに病害虫に弱く、試行錯誤を繰り返したという。そのノウハウを生かし、天王寺蕪(てんのうじかぶら)、田辺大根(たなべだいこん)、金時人参(きんときにんじん)などの栽培も始めた。

 販路の開拓や「なにわの伝統野菜」のPRにも尽力。その結果、生産者組織が設立され、大阪府の協力を得て、2005年から「なにわの伝統野菜認証制度」がスタートした。

 高くても売り切れ

 伝統野菜の発祥の地ともいえる「道の駅かなん」には、直売所がある。現在、契約農家125軒のうち20軒が伝統野菜を栽培している。

煮崩れしにくく甘い 田辺大根

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