6月下旬にはラベルも完成し、夏以降お披露目の予定。生産量は1200本。仏国内だけでなく、海外からの問い合わせがきている状況なので、発売後の動きは早そうです。シャンパンの骨格をなすプティ・メリエ(68%)は薬草アメやはつらつとした酸、アルバンヌ(16%)はミントやスリリングな酸、そしてピノ・ブラン(16%)は丸い印象ながら強固な酸を備えています。
昔から古代品種を栽培してきたタルランならではのシャンパン。シャンパーニュ地方の歴史をボトルから感じ取れる価値ある1本です。(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)