本作の上映をめぐっては、芸術とポルノの線引きについて議論もあった。「作品はデリケートなテーマを扱っていますし、公開前はプレスの反応が真っ二つに割れると思いました。でも、結果は肯定的なものばかり。芸術とポルノの判断基準について、私自身はどうすべきか分かりませんが、一定の境界線は必要だとは思います」。本作があこがれのカンヌ国際映画祭で上映され、自分自身もレッドカーペットを歩けたことは「一つの冒険であり、忘れられない思い出」とも語り、ほっとした表情をみせた。5月10日から東京・シアター・イメージフォーラムほかで全国順次公開。(文:高橋天地(たかくに)/撮影:寺河内美奈/SANKEI EXPRESS)