来年の3月12日にビビアン・ビューモント劇場でお披露目公演を行ったあと、4月16日から正式公演が開幕する。
物語は、1860年代のタイ王国を舞台に、王室で王子や王女に英語と西洋の生活習慣を教える教育係を務めることになった英国人未亡人アンナと国王が、文化の違いによる衝突を繰り返しながら、次第に引かれ合っていくというもの。
相手役のアンナは、米演劇界で最も権威のあるトニー賞に5回ノミネートされた女優、ケリー・オハラさん(38)が演じ、舞台監督は「南太平洋」(2008年)などで計5回トニー賞候補となったベテラン、バートレット・シャーさん(55)が務める。
歌唱力にも定評
ブロードウェーの舞台では、1958年に上演された「フラワー・ドラム・ソング」で中国系米国人を演じたナンシー梅木さん(1929~2007年)が、日本人として初めて主役を務めた。梅木さんは50年代に米国に渡り、ジャズ歌手として活躍し女優としても映画「サヨナラ」(1957年)で東洋人俳優として初のアカデミー賞(助演女優賞)を受賞した。