バカロレアは3種類あります。まず1つ目は、一般バカロレア。1808年にナポレオン・ボナパルトが創設しました。大学やエリート養成機関のグランゼコールなど、高等教育機関で学びたい人が対象です。一般バカロレアには、経済・社会系、人文系、科学系の3つがあり、科学系が一番難しいんですよ。
2つ目は、1968年に創設された技術バカロレアです。サービス産業系、工業系、舞台芸術系、ホテル業系など、職業人を養成することを目的としています。
3つ目は、85年に創設された職業バカロレアです。就職を希望する人が主な対象で、職業資格の一つと考えられていますが、合格者には高等教育進学資格が与えられます。
技術系でも哲学
フランスらしい科目は、哲学でしょうか。試験時間はなんと4時間もあるんですよ。これは一般バカロレアの経済・社会系や人文系だけでなく、科学系はもちろんのこと、技術バカロレアでも必須なんですよ。論理的思考力が大切だと考えられているので、文系・理系は関係ないんです。