皆さん、お元気ですか?
日本は日に日に暑くなっていると聞いています。パリの気温はコロコロ変わりますが、それでも夏らしい日が増えてきて、待ちに待った夏のバカンスに出かける人も多くなってきましたよ。
今日はパリでバカンスらしく過ごせる場所をご紹介したいと思います。再オープン以来、パリだけでなく世界中の話題をさらっているのが「ピシーヌ・モリトール」。実家のすぐ近くにあり、幼少の頃に通った思い出のプールです。テニスの全仏オープンの会場のすぐそばなんですよ。1929年にオープンして以来、そのアールデコな空間は夏はプール、冬はスケートリンクとして60年間にわたり人気を博しました。近所のプールとして、撮影場所として、創作の場所として、これほど愛されたプールがあったでしょうか。89年に閉鎖されてからは歴史的建造物に指定され、ちょっと思い出の場所的な感じになっていましたが、今年の5月にオシャレに生まれ変わり再オープンしました! プールだけでなく、レストランやバー、ホテル、アート空間、フランスの大手化粧品メーカー・クラランスのスパなども併設されていて、1日どころか何日滞在しても楽しめるつくりになっています。