ディナーは皆で一緒に
母の代からお客さんたちに一つだけお願いしていることがあります。それは皆でディナーをいただくことです。たわいないおしゃべりをしながら皆でいただくディナーは夏のヴァカンスの醍醐味の一つですから。時には各国や地方の文化や子育てや政治などが話題になる事もあります。そんな時私は必ず子供たちにも意見を言うように促します。自分と反対の意見の人ともスマートに会話(議論)できる人間に育って欲しいからです。世の中の人が全て自分と同じ意見を持っているわけではないし、ましてや意見の違う者同士が話し合うことによって新しいアイデアが生まれることも多くあります。今年は第一次世界大戦勃発からちょうど100年になります。戦争は人間同士が起こす一番醜い行為です。強制的に戦時下に送られた当時の若者はどんなに無念だったことでしょう。とても悲しいことに、今現在も戦火に見舞われている国もあります。異文化を尊重し話し合うことができればきっと争いも減るはずです。そしてそんな子供たちを育てるのは私たち大人の役目ではないでしょうか?(フランス人アーティスト クレモンティーヌ/SANKEI EXPRESS)