一部の市議らはすでに、キャラクターの着ぐるみ着用を「許可」制とし、その際に着用者の「経歴審査」を義務づける法案を作成中だ。“偽キャラ”につきまとわれるのを嫌ってブロードウェーの劇場に足を運ぶミュージカルファンが減り、興行収益に影響が出ていることも背景にはある。
「言論の自由」に違反
一方で、「表現の自由」の側面から、こうした規制に慎重な見方も出ている。英紙ガーディアンは、法律の専門家の話として、着ぐるみの着用にライセンスを必要とすることや、着用者の経歴審査を行うことは、欧米で広く認められている「言論の自由」に違反する可能性が大きいと指摘している。
アニメなどのキャラクターに扮装(ふんそう)して公道をぶらつく行為自体は、合衆国憲法修正第1条が保障する「言論の自由」により認められる。“偽キャラ”たちは寄付やチップという形で「対価」を要求。こうした行為は労働ではなく、大道芸や物乞いに該当するため、やはり合法だ。