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【中野友加里のスケーターたちの素顔】「弟」崇彦の完全燃焼見届ける (2/5ページ)

2014.9.1 11:05

  • フィギュアスケートのジャンプ=2014年2月17日現在
  • 元フィギュアスケート選手で、フジテレビ職員の中野友加里(ゆかり)さん=2010年9月18日(本人提供)

 スケーティングがうまいというのは、一般的に上半身が安定し肩の力が抜け、氷に吸い付くような滑りのことを言います。ひと蹴りでどれだけ氷上を進めるか。スケーティングがうまい選手は、数回蹴るだけで、リンクの端から端まで滑ることができるのです。

 崇彦のスケーティングは無駄な力が入っておらず、滑りに変な癖もありません。これは生まれ持った才能であり、そのスケーティング技術をうらやむ選手は少なくありませんでした。世界でも1、2を争うレベルなのです。

 悩む私にアドバイスも

 私は早大に進学後、崇彦選手と同じ佐藤信夫先生の指導を受けるようになりました。改めてゼロから徹底してスケーティングの基礎をたたき込まれることになったのですが、染みついた癖を修正することにすごく苦労しました。

 大学1年のときは、実家がある愛知県から横浜のリンクまで通っていました。当時はまだ高校生だった崇彦も名古屋から通っていたので、よく一緒でした。私が悩んでいることを傍らで見ていた崇彦から、アドバイスをもらったこともありました。

「ほんのわずかな差で一緒に行けなかったのが悲しかった」

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