神戸のFW森岡亮太(23)は30日のC大阪戦で、後半ロスタイムの終了間際、ペドロジュニオールが相手DFを引き付けて出したラストパスを、冷静に左足でゴール右隅に流し込み、これが決勝点となった。
スルーパスあり、ミドルシュートありの攻撃の万能選手。神戸の「10番」には、十分に代表に定着する技術がある。
もう一人は広島の大型FW皆川佑介(22)。186センチの長身を生かしたポストプレーが持ち味で、7月にプロデビューを飾ったばかり。
30日の徳島戦では相手DFのハンドで得たPKを、「蹴らせてください」と周囲に直訴して右隅に決めた。ルーキーがこれを受け入れられるところにも、皆川の持ち味はあるのだろう。「プレッシャーに負けるなよ」のチームメートの声は、PKだけではなく、初代表に向けた、はなむけの言葉だったのかもしれない。
アギーレが呼んだ初代表FW3人がそろってゴールを決めた。アギーレ効果、もしくはアギーレ・マジックと呼んでもいいのかもしれない。