中国・首都北京市周辺地域【拡大】
米国の対中外交に深く関わってきたロード氏は、冷戦期にニクソン氏が旧ソ連と対抗するために中国と接近したのを皮切りに79年1月に国交を樹立し、89年6月の天安門事件の後に関係改善を図った経緯を「10年ごとに進化してきた」と説明した。
オバマ氏は米中という「複雑な関係」をどう進化させていくつもりなのだろうか。
「一つの中国」を強調
オバマ氏は12日、習氏とともに北京で行った共同記者会見で、中国と敵対する意図がないことを強調した。
「首脳会談は、米国の(アジアに軸足を置く)ピボット政策が中国を封じ込めるためのものであるという考えが事実誤認だと証明する機会になった」
香港での大規模デモへの対応、中国の人権状況といった米中の「相違点」についてオバマ氏は一通りの懸念を表明したものの、むしろ温室効果ガスの削減目標値の設定や偶発的な軍事衝突を避ける相互連絡システムの構築などの「一致点」に力点は置かれた。