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【アメリカを読む】「女性」がキーワードの次期大統領選 (4/4ページ)

2014.12.2 10:00

中間選挙を前にケンタッキー州ルイビルで、ミッチ・マコネル共和党上院院内総務の応援演説を行うカーリー・フィオリーナ氏。次期大統領選の共和党候補指名争いは混戦模様だが有力な女性は見当たらず、出馬すれば注目を集めるのは必至だ=2014年10月29日、米国(AP)

中間選挙を前にケンタッキー州ルイビルで、ミッチ・マコネル共和党上院院内総務の応援演説を行うカーリー・フィオリーナ氏。次期大統領選の共和党候補指名争いは混戦模様だが有力な女性は見当たらず、出馬すれば注目を集めるのは必至だ=2014年10月29日、米国(AP)【拡大】

  • ヒラリー・クリントン前国務長官=2014年10月23日、米ミネソタ州セントポール(AP)
  • エリザベス・ウォーレン上院議員=2014年11月19日、米国・首都ワシントン(ロイター)

 「安倍首相は日本経済を再起動させるために最善の取り得る道は、教養があり革新的な女性をもっと労働力とすることだと言って(首相に)選ばれました。彼はそれをウィメノミクスと呼んでいます」

 安倍政権が「女性が輝く社会」を掲げて女性の活躍を重視する政策を進めていることを、クリントン氏が取り上げるのはこれが初めてではない。日本の女性の社会進出を阻む障害に触れ、「米国にも障害がある」と訴えるのがパターンだ。

 そのクリントン氏にとり「障害」となりそうなのが、エリザベス・ウォーレン上院議員(65)だ。大統領選への出馬を否定しているが消費者保護の立場から「反ウォール街」を鮮明にし、コアなリベラル派からの人気が高い。金融業界との結び付きが強いクリントン氏とは対照的だ。

 次期大統領選では「女性」がキーワードとなるだろう。クリントン、ウォーレン両氏はもちろん、今のところ有力視されていないが共和党のフィオリーナ氏の動向に注目したい。(ワシントン支局 加納宏幸(かのう・ひろゆき)/SANKEI EXPRESS

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