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年越しそばと除夜の鐘 大和田潔 (2/2ページ)

2014.12.29 10:25

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 一年草なので、種から芽を出し、枯れるというサイクルを毎年繰り返します。9月ごろから北海道などで刈り取りが始まり、刈り取りラインが日本列島を南下していきます。その年に収穫されたばかりの「新そば」は香り高いものですが、少し落ち着いた年末のものの方がおいしいとおっしゃる方もいらっしゃいます。

 栄養価が高く雑穀とされていたソバは、禅寺をはじめとする寺の修行僧にとって大事な栄養源でもありました。東京では調布の深大寺蕎麦がよく知られていますが、年末に各地の寺蕎麦と呼ばれるものが登場します。出雲大社の近くでいただいたそばも懐かしく思い出されます。

 縁起物の海老の天ぷらをのせた年越しそばを味わいながら、さまざまなことがあった1年を振り返るのも良いものです。年越しそばは年内に食べきることが良いとされています。きちんと食べ終わってから、来年に思いを馳(は)せつつ除夜の鐘に耳を傾けることにしましょう。(秋葉原クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS

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