「最貧困女子」(鈴木大介著/幻冬舎新書、842円、提供写真)【拡大】
働く単身女性の3分の1が年収114万円未満といわれ、その中でも10~20代を「貧困女子」と呼ぶ。だが中には頼れる親や友人がいて、「貧しいけど幸せ」という「プア充」の人もいる。 一方で、家族、地域、社会保障制度などと縁をもたず孤立し、セックスワーク(売春や性風俗)で働くしかない生活を送っている人もいる。
鈴木大介著『最貧困女子』(幻冬舎新書、842円)は、今まで報じられることも少なかった最貧困女子の実情をルポ。なぜ彼女たちがセーフティーネットから排除されてしまうのか、社会のひずみを分析していく。(一般社団法人「Get in touch」編集部/SANKEI EXPRESS)