キャラ付き商品を抵抗感なく手に取る大人が増える中、さらに狭いジャンルとみられた「ボーイズラブ」(美少年同士の恋愛がテーマの作品)風漫画を使ったのはブランド豚「四元豚(よんげんとん)」を販売する住商フーズ。40~50代の主婦が中心の購買層を、20~30代に広げるのが目的だ。漫画のキャラと「このブタ買ってくれたら、キスしてやるよ。」などのせりふが書かれたシールを豚肉パックに貼ったところ、若い消費者が驚いてネット上に書き込み、情報拡散力が注目された。
東洋大の長島広太教授(マーケティング)は「オリジナルキャラは既存のキャラと違い、商品に合わせ自由に作り込める。コストが安い場合も多いが、活用領域が広がったのはサブカルがおたく層以外に受け入れられたことが大きい」と分析する。
気付けば、食品に限らず、コンビニエンスストアなどいろいろなところにアニメ風キャラクターがいる。ゆるキャラが定着したように、アニメ風キャラがあたり前になる日は近いのかもしれない。(油原聡子/SANKEI EXPRESS)