バスケットボール女子選手、ローレン・ヒルさん=2014年11月2日、米オハイオ州シンシナティ(AP)【拡大】
脳腫瘍を患い余命宣告を受けながらも全米大学バスケットボールの試合でシュートを決め、全米の感動を呼んだ女子選手、ローレン・ヒルさん(19)が10日死去した。AP通信が伝えた。
試合に出たいというヒルさんの願いをかなえようと、全米大学体育協会(NCAA)は昨年秋、特例で開幕戦を2週間も早めて開催。ヒルさんは不自由になっていた利き手とは反対の左手でシュートを決めたり、試合最後の点を入れて大活躍した。(SANKEI EXPRESS)