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応答しあって生きる細菌と体 大和田潔 (2/2ページ)

2015.5.18 10:40

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)

秋葉原駅クリニック院長、大和田潔さん。診療と執筆で多忙な毎日だが、ランニングと水泳を欠かさない。「体が軽くなれば動くのが楽しくなる。運動をすれば気持ちも前向きになる」=2014年9月2日(塩塚夢撮影)【拡大】

 もともとアーキアにあった遺伝子は核膜に包まれて細胞核となり、取り込まれた細菌はミトコンドリアなどになったと考えられています。ミトコンドリアはエネルギーを作りだす細胞内の器官です。植物の細胞と動物の細胞の違いなどが紹介されていました。動植物の細胞は、多少の違いはあるものの基本構造はよく似ています。

 私たちの体を作るたくさんの細胞は、ホルモンなどで連絡を取り合いながらバランスをとって暮らしています。食事をして、血糖値が上がるとインスリンが分泌されます。高血糖が続いてインスリン分泌が増え続けると、体のインスリン感受性が落ちて糖尿病に拍車がかかります。レプチンと同様に体の感受性、つまり、細胞同士の連絡の効率性が大切です。

 人の体を作る細胞40兆個に比べて、人体に住み着く細菌は数百兆個と言われます。私たちの体は、自分の細胞同士だけでなく、祖先を同じくする数多くの細菌とともに生きています。ヤマノミ族の耐性菌の報告は、応答しあって必死に生きる生命たちの尊さに気付かせてくれるものでした。(秋葉原駅クリニック院長 大和田潔/SANKEI EXPRESS

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