J1、FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(よしのり)=2015年5月21日、東京都小平市(大橋純人撮影)【拡大】
ドイツのサッカー専門誌キッカーは5月21日付でJ1、FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(よしのり、22)がドイツ1部リーグのマインツへ移籍することで両クラブが合意したと報じた。契約書へのサインとメディカルチェックを残すのみとしており、契約は2019年までの4年間。マインツがFC東京に支払う移籍金は300万ユーロ(約4億円)とし、マインツのハイデル強化部長が武藤と会うため、3週間前に来日していたとも伝えた。
また、Jリーグで選手や監督の経験がある元ドイツ代表、リトバルスキー氏が武藤について「ドリブルやスピードが武器。戦術面やフィジカルでは向上の余地があるが、マインツのサッカーに合うのでは」と話したことも紹介している。
20日のヤマザキナビスコ・カップ甲府戦にフル出場して2得点した武藤は21日、東京都小平市での練習に参加し、軽めの調整で疲労回復に努めた。移籍については、話さなかった。(共同/SANKEI EXPRESS)