いくらでも食べられる　ふんわり上品な鰻　「祇をん　う桶や　う」 (4/4ページ)

　「おいしかった」という言葉が何よりうれしいと話す相原さんは、煙が立ちこめる中、一人で厨房（ちゅうぼう）を切り盛りする。さぞきつかろうに、「海外のお客さままで『ベリーグッド！』と言ってくださる。その言葉や笑顔のおかげで疲れなど感じません。毎日が幸せですよ」。

　こちらが幸せな気持ちで満たされた。（文：杉山みどり／撮影：志儀駒貴／ＳＡＮＫＥＩ　ＥＸＰＲＥＳＳ）

　■祇をん　う桶や　う　京都市東山区祇園西花見小路四条下ル。（電）０７５・５５１・９９６６。昼＝午前１１時３０分～午後２時（ラストオーダー）、夜＝午後５～９時（ラストオーダーは８時）。定休日＝月曜日（月曜日が祝日の場合は翌日）。「う桶」（肝吸い、香の物付き）１万～１万６３８０円。祇園コース（８８００円）と花見コース（１万円）は要予約。「鰻白焼き」（２８５０円）、「う巻き」（１４５０円）など単品料理も。

　※価格はすべて税込み。