芸術一家の千住3兄弟。(左から)日本画家の長男・博氏、音楽家の次男・明氏、ヴァイオリニストの長女・真理子氏=2015年6月1日(青木冨美子さん撮影)【拡大】
3人を育て上げた教育評論家の母親、文子氏は2年前に他界なさいましたが、ワイン通の明氏は「わが家ではいつでもシャンパンが身近な存在だった」と語っていました。
文子氏は、名器ストラディヴァリウスの到着を祝い、冷やしたシャンパンを準備して、「今宵は音楽と絵とシャンパンの類いまれなひとときになるわ」との言葉を遺しましたが、麻布フランス大使公邸で行われた授賞式でも、日本画と音楽とシャンパンが見事に融合。至福の時間が流れていました。
千住家の皆さまのさらなるご活躍を願っています。おめでとうございました!(ワインジャーナリスト 青木冨美子/SANKEI EXPRESS)