シングルス準決勝で途中棄権し、記者会見する錦織圭(にしこり・けい)=2015年6月20日、ドイツ・ザクセン=アンハルト州ハレ(共同)【拡大】
男子テニスのゲリー・ウェバー・オープンは20日、ドイツのハレで行われ、シングルス準決勝で世界ランキング5位の第2シード、錦織圭(にしこり・けい、25)=日清食品=は左ふくらはぎの痛みのため第1セット途中で棄権し、初の決勝進出はならなかった。
錦織は世界45位のアンドレアス・セッピ(イタリア)を相手に序盤から動きが悪く、1-4となった後に試合続行を断念した。
芝の聖地で29日に開幕するウィンブルドン選手権での活躍に黄信号がともった。
左脚にテープを巻いた日本のエースは最初から動きがおかしかった。左右のボールを追えず、体勢を崩して空振りする場面も。「ウィンブルドン選手権に大きなリスクを負いたくなかったので」。試合は15分ほどで終わった。(共同/SANKEI EXPRESS)