7月8日、ギリシャ・首都アテネの銀行の窓に映った、ATMに並ぶ市民=2015年(AP)【拡大】
≪「ユーロ圏離脱」 エコノミスト55%が予想≫
ロイター通信がエコノミストを対象に8日に行った調査で、ギリシャがユーロ圏を離脱するとの予想が55%に上り、過去数年間の調査で初めて5割を超えた。57人から聞き取った。
EUによるギリシャへの金融支援は双方の信頼関係が崩れていることなどを理由に、エコノミストの間ではEUが設定した12日の最終期限までに合意に達しないとの見方が強いようだ。
ギリシャが20日に控えるECBへの約35億ユーロ(約4700億円)の国債償還については、60%が返済不可能と答えた。あるエコノミストは、ギリシャはデフォルトになるとし、ECBがギリシャの銀行の資金繰りを支える緊急融資を打ち切ると予想した。
ECBが国債を中心とした資産を買い取って市中にお金を供給している量的緩和に関して、大多数のエコノミストが、ギリシャのユーロ圏離脱によって金融市場や域内経済が混乱する恐れがあるとして、ECBは追加緩和に踏み切らざるを得なくなると予測。追加緩和の手段としては、月600億ユーロの資産購入規模を増やす可能性が高いとみている。(共同/SANKEI EXPRESS)