安全保障関連法案を可決した衆院平和安全法制特別委員会。民主党は離席したが議場内でプラカードを掲げるなどして議事進行に抵抗した=2015年7月15日午後、国会・衆院第1委員室(共同)【拡大】
「節目だが、法整備で国際貢献やテロへの対処といった課題をどう克服できるか。もっと本質について議論したかった」
委員の盛山正仁(もりやま・まさひと)議員(自民)は振り返る。
14日までの審議時間は与党が目安としていた「80時間超」を大幅に超えた113時間。この日も与党議員が10分足らずの質疑時間の中で、野党議員には1人30分ほど割かれた。
安倍晋三首相は、これまで1人当たり6時間にわたる質疑時間を取り丁寧に対応しようとしてきたとし「充実した議論をしたい」と訴えかけた。
だが、この日も野党側からは、安倍首相が答弁に立つ度にやじが飛び、審議が中断される場面もみられた。採決では野党議員が大挙して浜田靖一(やすかず)委員長(自民)に詰め寄り、マイクを奪った。
「自民党感じ悪いよね」「アベ政治を許さない」
用意したプラカードを一斉に掲げ、委員長らに背を向けカメラに強調する議員の姿もあった。