練習試合に出場したレスターの岡崎慎司(中央)=2015年7月21日、英リンカンシャー州リンカーン(ゲッティ=共同)【拡大】
イングランド・プレミアリーグのレスターに移籍したFW岡崎慎司が21日、移籍後初の実戦となる練習試合に出場し、前半のみプレーして1点に絡んだ。相手は5部のリンカーン。「ぼちぼち」と話す笑顔には余裕もうかがえた。
昨季、チーム最多の11ゴールを挙げたウジョアとの2トップ。身長190センチのエースと縦に並ぶよう意識し、素早さを生かす形を狙った。前半33分、ウジョアが頭で落としたボールに飛び込み、相手2人を引きつける。シュートは打てなかったが、左にこぼれた球をマレズが決めた。
岡崎のシュートは13分の1本だけ。ゴール前でこぼれ球を拾い、右足で狙ったが相手に当たってCKとなった。スペースへ動いてもパスが出ず、味方にアピールする場面もしばしば。「どうやって点を取るかが、ちょっと見えない」と漏らしたが、昨季までドイツで2季連続2桁得点の自信を胸に、新天地でも堂々とプレーした。
ラニエリ監督は「いい動きをしていたし、もっと良くなると思う」と期待を示した。(共同/SANKEI EXPRESS)