過激な性的表現のプロモーションビデオ(PV)などで物議を醸すマイリー・サイラス。彼女のPVはレーティングの対象外だ=2015年3月19日、米テキサス州オースティン(AP)【拡大】
具体的には、これらのレコード会社が所属歌手やバンドのPVをユーチューブや有力動画サイト「VEVO(ヴィーヴォ)」に流す前にBBFCにまず提出する。
BBFCは、ヌードをはじめ、性的行為や薬物乱用、暴力行為などをイメージさせる場面の有無や強弱をもとに各PVを審査し、映画と同じように12禁(12歳未満視聴禁止)、15禁、18禁、PG(保護者の指導が必要)、U(全年齢OK)-の5つに分類する。
ユーザーが年齢制限のかかったPVを見ようとすると「警告」の文字とともに年齢確認を求められて、勝手に見ることができなくなるという仕組みで、今後、独立系レコード会社のPVにも適用されるという。
歌詞・血まみれで18禁
導入に先立って、ソニーなど大手3社は昨年10月、BBFCに問題のありそうなPV132作品のリストを提出。BBFCはこのうち、56作品を12禁、53作品を15禁、1作品を18禁とした。唯一の18禁となった英ラップ歌手、ディジー・ラスカル(29)の「カップル・オブ・スタックス」のPVは、楽曲の歌詞が過激なうえ、大なたで女性の首を切断するなど全編、血まみれの極めて悪趣味な作風のため18禁になった。