マクドナルドの看板メニューの一つ「ハッピーミール」。業績回復への試行錯誤が続く中、マックの名門病院からの閉め出しは、今後も波紋を呼びそうだ=2012年1月20日、米イリノイ州スプリングフィールド(AP)【拡大】
「健康な食生活促す」
広報担当者のアイリーン・シールさんは米メディアに「クリーブランド・クリニックは、患者さんのみならず、来客、従業員すべての生活スタイルをより健康的なものへと転換させる手伝いがしたい。(契約解除の背景は)そういうことなのです」と話した。
クリニックでは10年ほど前から健康な食生活と運動を促す取り組みを推進。従業員全員を無料でフィットネスクラブの会員にさせるなど、ウェルネス意識の高揚に努めてきた。
特に肥満を、米国が抱える深刻な健康問題の元凶として位置付け、「カロリー摂取量がエネルギー消費量を上回る」状態を「肥満」と定義。手軽なハンバーガーはカロリー過多を招きやすいと判断したようだ。
一方、マクドナルドのトゥラン・ストレンジ店長は「長らく院内で親しまれてきたのに残念だ。病院や地域の皆さんには近隣の他の店舗を訪れてほしい。バラエティーに富み、バランスの取れたメニューを自信を持って提供する」とコメントした。