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【プロ野球】心境は「マイ・ウェイ」 中畑監督、成績不振で辞意 (1/2ページ)

2015.10.3 06:20

10月2日、ベンチ入りし、報道陣と談笑するDeNAの中畑清監督(左)=2015年、神奈川県横浜市中区の横浜スタジアム(矢島康弘撮影)

10月2日、ベンチ入りし、報道陣と談笑するDeNAの中畑清監督(左)=2015年、神奈川県横浜市中区の横浜スタジアム(矢島康弘撮影)【拡大】

 プロ野球DeNAの中畑清監督(61)が2日、成績不振の責任を取って今季限りで辞任する意向を明らかにした。就任4年目の今季はここまで6位と低迷。「この体たらくでは、責任を取るのは俺しかいない」と話し、横浜市内の球団事務所で南場(なんば)智子オーナー(53)に辞意を伝えた。中畑監督と話し合った南場オーナーは「責任を感じているとのことで正式に辞意を伝えられた。辞意が固い状況」と説明。高田繁ゼネラルマネジャー(70)も「球団として(監督続投の方針は)一貫している。それは変わらない」としながらも「引き留めるのは難しい」と話した。

 7月には17年ぶりにオールスター戦を首位で迎え、中畑監督は球団から来季の続投を要請された。当初は受諾に前向きな姿勢を見せていたが、後半戦にチームは失速し、クライマックスシリーズ(CS)進出の可能性は消滅した。DeNA初代監督として2012年に就任し、過去3年の成績は6位、5位、5位。DeNAはCSが創設されてから9年連続のBクラスで一度も進出がない。低迷する一方で今季は実数発表となった05年以降では初めて主催試合の観客動員数が180万人を超えるのが確実。球団は中畑監督の人気を評価していた。

中畑清監督「終わり良ければすべて良し、という終わり方ができなかった」

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