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【クレモンティーヌのパリ便り】痩せ過ぎの若い女性たち (2/4ページ)

2015.11.4 07:30

健康が一番の幸せです。体のため、自分のため、愛する人のためにも、おいしい食事をきちんと取らないといけません=2015年4月16日(クレモンティーヌさん提供)

健康が一番の幸せです。体のため、自分のため、愛する人のためにも、おいしい食事をきちんと取らないといけません=2015年4月16日(クレモンティーヌさん提供)【拡大】

  • 【クレモンティーヌのパリ便り】フランス人アーティスト、クレモンティーヌさん(提供写真)

 身近な人も拒食症に

 今年4月、フランス国民議会は、痩せ過ぎのモデルを禁止する修正法案を賛成多数で可決しました。保健相も若いモデルたちは「よく食べ、健康に気を使うべきです」としたうえで、この法案は「モデルたちを美しさの手本とする若い女性に向けた重要なメッセージなのです」と語っています。でも、今のところ影響力はほぼないようです。

 2007年にイタリアの反拒食症のポスターにヌードで出演し、10年に亡くなったイザベル・カロ(1982~2010年)のことを覚えていますか。彼女は自伝『La ragazza che non voleva crescere. La mia battaglia contro l’anoressia』(成長したくなかった女の子。拒食症との私の戦い)の中で、拒食症に陥った経緯と、その後の戦いについてつづっています。

 私の周りにも、何人もの摂食障害で苦しんでいる人がいます。この1年で15キロ減量した娘の幼なじみのカミーユは、1日10個のミニトマトとリンゴ2個だけしか口にしません。しかし、友人と会うと話題は食べ物の話ばかり。典型的な拒食症です。娘は、カミーユを半年かけて説得し、先週彼女はやっと自分が病気であることを認め、専門医と精神科医に行くことを約束してくれたそうです。

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