冬のパリ。一日も早く、平和で暮らしやすい街に戻ってほしいと願っています=2008年7月13日、フランス(クレモンティーヌさん提供)【拡大】
平和な1年を願って
それでも12月に入り、街はクリスマスムードに包まれ、家族や友人の大切さを感じながら、2016年を迎えたフランス人が多いように思います。
私自身、仕事の面ではアルバムやツアーなど多くのプロジェクトに恵まれ、15年は実りの多い1年でした。でも、11月に起きたことが、あまりにも重くのしかかっているように感じます。16年はどんな1年になるのでしょうか…。誰にもわかりませんが、今年は、とにかく平和な1年になってほしいと思っています。それが一番の願いです。
昨年は、大切な人との別れもあり「生きる」ということを、真剣に考えさせられる年でもありました。昨日は亡くした人を思いながら、久しぶりに子供たちとガレット・デ・ロワ(galette des rois)を楽しみました。22歳の娘は、少し照れくさそうでしたが、いろいろな思い出話をしながら、泣いて、笑って、親子3人で穏やかな時間を過ごしました。
娘はアートの世界をもっと深く知りたい。息子は自分のやりたいことを見つけたい。私は50歳を過ぎて、これからの10年をどう生きるか。どこまで自分と真剣に向き合って生きられるか?を、今年の課題にしようと決めました。