サイトマップ RSS

オスカー級助演 麻薬王面会 S・ペンさん、居場所特定きっかけに (1/3ページ)

2016.1.11 00:00

2度目の脱獄から181日、メキシコ北西部の潜伏先で銃撃戦の末に逮捕され、メキシコ市に移送された“麻薬王”ホアキン・グスマン受刑者=8日(AP)

2度目の脱獄から181日、メキシコ北西部の潜伏先で銃撃戦の末に逮捕され、メキシコ市に移送された“麻薬王”ホアキン・グスマン受刑者=8日(AP)【拡大】

 刑務所から昨年7月に2度目の脱獄をしたメキシコ最大級の麻薬組織「シナロア・カルテル」の最高幹部、ホアキン・グスマン受刑者(58)が8日未明、メキシコ北西部シナロア州ロスモチスで逮捕されたが、この捕り物劇には米俳優、ショーン・ペンさん(55)が一役買っていたことがわかった。ペンさんは昨年10月、逃走中のグスマン受刑者と秘密裏にインタビューを行っていたが、この時の面会がきっかけでメキシコ当局は“麻薬王”の潜伏先を突き止めたという。過去2度、米アカデミー主演男優賞を受賞しているペンさんには「オスカー級のお手柄」との称賛の声が上がっている。

 自伝映画の制作依頼

 ペンさんはメキシコ北西部ドゥランゴ州の山中のアジトで、グスマン受刑者に面会。この時のインタビュー記事が9日、2人が握手している写真付きで米誌ローリング・ストーン(電子版)に掲載された。

 面会はグスマン受刑者が要望したもので、麻薬取引の世界に君臨する女を描いたメキシコの人気テレビドラマ「ラ・レイーナ・デル・スル」(邦題は「ジブラルタルの女王」)に主演した女優、ケイト・デル・カスティージョさん(43)が仲介した。カスティージョさんは以前、ツイッターでグスマン受刑者に好意的なコメントをしたことがあり、メキシコ司法当局も注意人物としてマークしていた。

産経デジタルサービス

産経アプリスタ

アプリやスマホの情報・レビューが満載。オススメアプリやiPhone・Androidの使いこなし術も楽しめます。

産経オンライン英会話

90%以上の受講生が継続。ISO認証取得で安心品質のマンツーマン英会話が毎日受講できて月5980円!《体験2回無料》

サイクリスト

ツール・ド・フランスから自転車通勤、ロードバイク試乗記まで、サイクリングのあらゆる楽しみを届けます。

ソナエ

自分らしく人生を仕上げる終活情報を提供。お墓のご相談には「産経ソナエ終活センター」が親身に対応します。

ページ先頭へ