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「隕石で死亡」190年ぶり不運 インド南部、宇宙ごみの可能性も (1/3ページ)

2016.2.11 00:00

2013年10月にロシア南部チェリャビンスク州のチェバルクリ湖から引き揚げられた、この年の2月に落下した巨大隕石の破片。こんな物が人に当たれば、死は免れない(タス=共同)

2013年10月にロシア南部チェリャビンスク州のチェバルクリ湖から引き揚げられた、この年の2月に落下した巨大隕石の破片。こんな物が人に当たれば、死は免れない(タス=共同)【拡大】

 インド南部にある大学の敷地内で6日、爆発が起き、近くにいたバス運転手の男性が死亡し大学生ら3人が負傷した。現地メディアが伝えた。現場には深さ約1.5メートルの穴が開いており、ぎざぎざした濃い青色の石が見つかった。このため、州政府は「隕(いん)石(せき)の落下が原因」とし遺族に弔慰金を支払った。隕石による死亡と確認されれば、同じインドで1825年に起きた事例以来191年ぶり。ただ、米航空宇宙局(NASA)は否定的な見解を示している。地球を周回する大量の壊れた人工衛星やロケットの残骸などの宇宙ごみが落下した可能性もあり、研究者らが原因究明を急いでいる。

 周辺3キロに轟音響く

 インドの英字紙タイムズ・オブ・インディアなどによると、爆発は6日午後12時半ごろ、南部タミルナド州ベロールにあるバーラットヒダサン工科大学内の食堂近くで起きた。

 衝撃で教室や車の窓ガラスが粉々になり、近くにいたバス運転手の男性(40)が爆発に巻き込まれ、病院に運ばれる途中で死亡した。大学のG・バスカー校長はメディアに「異常な轟(ごう)音(おん)が周辺3キロ一帯に響き渡った」と、当時の様子を証言した。現場には深さ約1.5メートル、直径約60センチほどの落下物によってできたクレーターのような穴が開いていたという。

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