南米初の五輪の開会式始まる テーマは「環境保護」 史上最多の国・地域が参加 

 
開会式を待つマラカナン競技場=5日、リオデジャネイロ(魚眼レンズ使用・共同)

 南米で初の開催となるリオデジャネイロ五輪の開会式が5日午後8時(日本時間6日午前8時)から、リオデジャネイロ市中心部のマラカナン競技場で始まった。史上最多の205カ国・地域が参加。初めて編成された難民選手団を含む1万1千人を超える選手が出場する。

 開会式のテーマは「環境保護」。リオの貧民街ファベーラの抗争を描いた映画「シティ・オブ・ゴッド」で知られるフェルナンド・メイレレス監督による演出で、選手が1粒ずつ携えた種をまく趣向が用意されている。

 移民国家ブラジルの歴史や国の成り立ちも題材となる。71年前に広島で原爆が投下された日本時間6日午前8時15分にあたる時間帯には、日本の移民の物語を通じて、平和への誓いが表現されるという。

 2020年東京五輪を4年後に控え、国外開催では史上2番目となる338選手を派遣した日本は、旗手の陸上男子十種競技の右代啓祐(30)=スズキ浜松AC=を先頭に、104番目に入場行進する。弾劾手続きで停職中のルセフ大統領は欠席し、テメル大統領代行(副大統領)が開幕を宣言する予定。

 競技は6日に本格的に始まり、新たに追加されたラグビー7人制とゴルフを含む28競技306種目を実施する。日本は前回ロンドン大会の倍となる14個の金メダル獲得を目標に掲げている。(五輪速報班)