シャワールームやソファを備えたスイートルームのほか、沿線の食材を使ったフランス料理を楽しめる食堂車や日本海の景色を眺められる展望サロンカーを連結。片道1人2万6350~4万6090円と高めの値段設定ながら、優雅な時間を過ごせる豪華寝台列車として人気を集めていた。
ただ、客車は国鉄時代の車両を改造した24系25形で、製造から40年以上が経過した車両があるなど老朽化が進行。北海道新幹線が運行する青函トンネルで、平成28年春の開業に向けた改修工事が始まると、そのままでは走行できなくなる事情もあるため、トワイライトエクスプレスの「去就」が注目されていた。