「ようおこし」が特徴の木目調のトイレ(長堀鶴見緑地線森ノ宮駅)【拡大】
もちろん、あのツンとする刺激臭もない。かつては和式で、便器やその周りの汚れが目立ち、とても不快だった。今は個室に入れば擬音装置「音姫」が自動で作動。息を止め、急いで用を足した以前からは想像もつかない清潔さに、ついつい長居したくなる。
トイレットペーパーの使用率も15%アップ。あまりの快適さからか、トイレで弁当を広げるマナー違反者までいるという。
トイレ大賞の栄冠
市交通局によると、以前は利用者からトイレに関する苦情が多く寄せられていたという。今では「清潔で気持ちいい」「安心で使いやすい」ともっぱらの評判だ。
今月4日、この新大阪駅の地下鉄トイレが、内閣官房が主催する「日本トイレ大賞」の「国土交通大臣賞」に輝いた。鉄道事業者としては唯一の受賞で、交通局の担当者は「うれしいですね」と声を弾ませる。