【試乗インプレ】気持ちいい走り、燃費も実用的な注目SUV VWの新型ティグアン(前編) (2/4ページ)

  • VWのコンパクトSUV、ティグアン
  • シンプルにまとめられたセンターコンソール周辺
  • サイドから眺めるティグアン。2本のプレスラインが陰影感をもたらす
  • リヤビューを精悍に見せるダークテールランプがかっこいい
  • ティグアンのリヤビュー
  • 電動テールゲートを開けた状態
  • VWのコンパクトSUV、ティグアン
  • ラゲッジスペースは開口部が大きく、615リットルの積載量を誇る
  • リヤシートを倒すと広々としたスペースが開ける
  • 完全デジタル化したメーターパネル「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」
  • おなじみの「VW」エンブレム
  • シフトレバー周辺に電動パーキングブレーキやオートホールド、ドライブモードのセレクターを配置している
  • フルデジタル化した「アクティブ・インフォ・ディスプレイ」は、速度計と回転計の間にナビゲーションマップを表示することが可能だ
  • 秀逸なデザインが目を引く、ティグアンのLEDヘッドライト
  • 1.4リッターの直4ガソリンターボを搭載
  • 1.4リッターの直4ガソリンターボ
  • 派手さはないが、座ると不思議と気持ちが高ぶる運転席周り
  • ルームミラー越しのリヤビュー
  • 内装色はサフラノオレンジ/レザー
  • フロントグリルのVWマーク
  • VWのコンパクトSUV、ティグアン
  • VWのコンパクトSUV、ティグアン
  • シャープなデザインが目を引く
  • 精巧に作り込まれたフロントグリル
  • 先代よりサイズアップし、SUVとしての迫力が増した新型ティグアン
  • 全体的に厚みが増した印象の新型ティグアン。直線が持つシャープさ、力強さを生かしたデザインだ
  • ハイラインは235/55R18タイヤを装着している
  • シンプルにまとめられたセンターコンソール周辺
  • 直線基調のシャープなデザインが2世代目ティグアンの大きな特徴
  • VWのコンパクトSUV、ティグアン


 最低地上高はSUVらしく180ミリの高さを誇る。乗り降りは容易で、高い着座位置は見晴らしが良く安心感もたっぷり。しっくりと重みのあるハンドルは手応え十分で、ドライバーの感覚と絶妙にシンクロしながらイメージ通りにカーブをなぞっていく。アクセルレスポンスはきびきびと小気味よく、信号の多い街中でも軽快な走りを披露。高速道路で踏み込んだ時に一瞬のもたつきはあったものの、いったんスイッチが入ったあとの伸び感は「本当に1.4リッター?」と疑ってしまうほど。まるで一本の糸に引かれるようにスーッと気持ちのいいものだった。直進安定性も定規に沿って走っているかのようにきれいに決まる。さすがドイツのアウトバーンをホームに持つVWだけのことはある。

 新型プラットフォーム「MQB」を採用

 ティグアンは現行ゴルフ以降、VWの新型車種に続々導入されている最新プラットフォーム「MQB」を採用した最初のSUV。車高をリフトアップしたことによるコーナリングへの影響が気になるところだが、心配は無用。スピードを維持したままカーブに進入しても車体バランスは安定しており、遠心力に煽られてアウト側が沈み込むようなことはない。重心高が上がるとロールが出やすくなるのだが、前後のスタビライザーが効いており、特に必死に踏ん張っている様子もない。一回ハンドルを切れば修正舵は不要で、 涼しげな表情で颯爽と走る姿には余裕すら感じた。

 日本国内で必要なスペックなのかは別として、「これだけMQBのバランスと剛性が高ければ、2.0リッターに7速DSGを組み合わせた海外モデルの走りはどれほどすごいのだろう」などと考えてしまう。

速度計と回転計の間にナビの表示が可能