ユーモアたっぷりに会社が参加しているのを見ると、理解があるというより、会社や社会にそもそも多様な人がいることを認識すること自体、当たり前のことだよなあと思います。
同性婚の認められているオランダ。ゲイの夫婦が同じギャレー(機内食を温めたりカートを用意する台所のような場所)で働いていたことがありました。東京に2人で来たくて一緒の便をリクエストしたとのこと。
仲睦まじく楽しそうに働いているのを見ると、こちらまで嬉しくなってしまいますね。お客様にまでハッピーが伝染していたと感じたのは身内贔屓でしょうか?
この夫婦に限らず、家族やカップル、友人で同じフライトをリクエストし、ギャレーやコックピットで一緒に働くというのは普通にあることです。
▽まず社員がハッピーじゃなくちゃ
「彼は僕の息子なんだ、パイロットになったばかりで、今日初めて一緒に飛ぶんだ!」ととっても嬉しそうにしていた機長のお父さんと、パパやめてよ、と恥ずかしそうなセカンドオフィサーの息子。親子でコックピットで一緒に働く姿はそれは微笑ましかったです。
「娘が先にCAになって、なんだか楽しそうだったから私もCAになっちゃったの! 次のサンフランシスコ便は娘と一緒に飛ぶのよ。まるでバカンスよね」という50代半ばのお母さん。