【CAのここだけの話♪】大パノラマとローカルな担々麺を堪能 在住CAが教えるもうひとつの香港 (2/3ページ)

  • 香港系の航空会社に勤務する吉川希さん(本人提供)
  • ライオンロックで“気分はライオンキンク”(吉川希さん提供)
  • 晴天の気持ちよさを味わえる昼間の登山(吉川希さん提供)
  • 絶景にうっとり(吉川希さん提供)
  • 山頂で日が暮れるのを待ち…(吉川希さん提供)
  • 日が傾くにつれ、少しずつ空の色が変わっていきます(吉川希さん提供)
  • 日が沈みきる前に見せる街の表情は格別。サンセットトレッキングにはヘッドライトをお忘れなく!(吉川希さん提供)
  • 香港の絶景と私(吉川希さん提供)


 獅子山公園からは「獅子山頂」という看板があるので、それに沿って山頂まで歩きます。途中にある展望スポットからは、美しい景色を楽しむことができますので、休憩がてら足を止めてみてください。

 山の中では野生の猿に遭うかもしれません。人慣れした凶暴な猿もいますので、猿の前では決して食べ物は見せないようにしてくださいね。

 終盤は岩と岩の間を通り抜けたり、狭くなっているので注意をしながら登っていきます。

 頂上の岩から香港のスカイラインを眺めると、それまでの疲れが吹っ飛びます。この美しい一大パノラマは何度見ても飽きることがなく、私はライオンロックのリピーターです。

経験者にはサンセットがおすすめ

 冬であれば、昼間に登っても全く問題ありませんが、もし夏に登る場合は、できるだけ早朝にスタートしましょう。熱中症を避けることもでき登りやすいです。

 トレッキング経験者にはサンセットの時間がおすすめです。夕暮れから夜にかけて、だんだん街に光が灯り、素晴らしい表情を見せます。個人的にはビクトリアピークからよりも、ライオンロックからの眺めの方が好きです。

 夕暮れの景色を目当てに、登山者の中には一眼レフカメラを持って来る人もいるほどです。先にも述べたように、下山するときは階段や岩の間を通ったり、足元が悪い場所もありますので注意が必要です。

 サンセットトレッキングをする際には必ずヘッドライトか懐中電灯を持って挑んでくださいね。

せっかくならローカルフードで腹ごしらえ

 山登り前の腹ごしらえとして、もしくは下山してから空腹を満たすなら、黄大仙にある四川料理のローカルレストランはいかがでしょうか。

 「詠藜園(ウィンライユン)」はいつも地元民で賑わっています。英語はほとんど通じませんが、店内にはメニューの写真がたくさんあるので指差しオーダーが可能です。辛いもの好きの私は、いつも担々麺を「中辛(ジョンラー)」とでオーダーをしますが、辛さを選べますので、辛いのが苦手な人でも安心です。

 四川料理「詠藜園(ウィンライユン)」
 営業時間 11:00am-11:00pm
 住所   九龍黄大仙鳳徳道15-17 號地下
 ※黄大仙駅Aが最寄りの出口です

中国語が話せなくても心配なし