国連総会 朴槿恵大統領、慰安婦問題で「性暴力は時期、場所問わず人道に反す」
【ニューヨーク=黒沢潤】韓国の朴槿恵大統領は28日、国連総会の一般討論演説で慰安婦問題や日本の安全保障関連法に言及、日本政府に的確な対応を求めた。
朴氏は慰安婦問題に関し、「紛争時の女性に対する性暴力は、時期と場所を問わず人道に反すると昨年も強く訴えた」と強調。
紛争時の女性への性暴力に特別な注意を払うよう求めた国連安全保障理事会決議の採択から今年が15年の節目にあたると指摘した上で、「第二次世界大戦中、野蛮な性暴力を受けた存命の犠牲者は少なくなっている。彼女たちの心を癒やす早期の解決が必要である」と日本政府に訴えた。
朴氏は安保関連法について、「平和と安定、地域の友好関係を維持しつつ、透明性を持って運用されなければならない」と強調。
また、こうした動きは「北東アジア地域の秩序に重大な作用を及ぼしかねない」とし、周辺国家が懸念を持ちつつ見守っていると指摘した。
北朝鮮が最近、長距離弾道ミサイル発射実験の実施を示唆していることについては、「安保理決議違反となる公然の挑発だ」と強く反発。核問題をめぐる6カ国協議再開を妨げることにもなると批判した。
一方、北朝鮮が「核の野心」を放棄し、協調の道を選ぶなら、「韓国は国際社会とともに北朝鮮の経済発展と、住民の生活向上のために積極的に支援する」と強調した。
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