シカゴ地下鉄車両、中国中車が事業落札 急カーブ、厳寒など特殊環境に対応
提供:中国新聞鉄道車両大手、中国中車によると、米シカゴ交通局(CTA)は今月上旬、中国中車の傘下企業がCTAの地下鉄車両846両の事業を13億ドル(約1478億7500万円)で落札したと発表した。
これはシカゴで行われた鉄道車両の入札としては過去最大規模で、中国軌道交通設備企業が先進国に輸出した中でも最大の地下鉄車両事業となると、中国中車は説明している。
シカゴには米国で2番目に大きな公共交通システムがあり、軌道交通の歴史は1947年からと古い。現在は8本の地下鉄(高架鉄道を含む)が運行しており、営業距離は全長170キロメートル。
CTAは2014年、全地下鉄車両の半分に当たる846両を国際入札で調達し、旧型車両に置き換える計画を発表していた。
今回落札した7000系車両はステンレス製の車体で2両編成。連結が可能で、最高時速は70マイル(時速約113キロ)。米国の基準に従い設計され、シカゴの地下鉄の特徴である急カーブや高架、厳寒といった特殊な運行環境に対応して作られる予定だ。
中国中車は今後、シカゴに工場を建設し、車両の組み立てを行う。シカゴに鉄道車両工場ができるのは35年ぶりで、当地では169人の雇用が生まれる見込みだ。第1号となる車両は19年の引き渡し、20年の運行開始を予定している。(中国新聞社)
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