サイバー防衛力、省庁対抗で競う 東京五輪見据え訓練
サイバー攻撃への対処ぶりを競う訓練で、課題に取り組む府省庁の担当者ら=18日午前、東京都内
政府は18日、サイバー攻撃への迅速な対処を競う省庁対抗の訓練を東京都内で実施した。2020年東京五輪・パラリンピックに向け、大規模な攻撃があり得るとして、政府機関の能力向上を図るのが狙い。
内閣サイバーセキュリティセンターの谷脇康彦内閣審議官は、訓練の冒頭で「(対策強化へ)各省庁が切磋琢磨(せっさたくま)する場だ」と強調した。
訓練は昨年に続き2回目で、内閣府や外務、防衛両省、警察庁など13の中央省庁がそれぞれ最大4人の担当者のチームを編成。大量の個人情報が流出した日本年金機構の例を参考に、ウイルスを仕込んだ電子メールを送り付ける「標的型メール」による攻撃などのシナリオを想定し、被害拡大の防止や原因究明に取り組んだ。
全ての課題を最も早くクリアしたチームが優勝となる。18日午後に菅義偉官房長官が表彰した。
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