首相、景気底上げ姿勢アピール 予算前倒し執行を表明
安倍晋三首相は4日の政府与党連絡会議で、2016年度予算の前倒し執行に関する具体的な指示を5日の閣議で出すと表明した。「可能なものから前倒し実施する。5日の閣議で改めて具体的な方針を示したい」と述べた。夏の参院選を控え、政府の景気底上げに向けた姿勢をアピールする狙いだ。
子育てや介護支援などの対策を盛り込んだ1億総活躍プランについて「大胆かつ総合的な政策としたい」と訴えた。「保育園落ちた」の匿名ブログに賛同が広がったことを念頭に「一人でも多くの子供が保育園に入れるよう自治体と精力的に意見交換しながら実効性のある対策を進めていく」とした。
5月の主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)で世界経済が最大のテーマになるとした上で「先進7カ国(G7)が持続的かつ力強い成長を牽引(けんいん)しなければならない」と強調。環太平洋戦略的経済連携協定(TPP)承認案件と関連法案が5日から衆院本会議で審議入りすることについて「丁寧な説明を尽くした上で、日本が率先して動き、早期発効に向けた機運を高めていきたい」と語った。
公明党の山口那津男代表は、消費税再増税時に導入される軽減税率制度に関し「着実な準備、円滑な実施に向けて政府として最大限の努力をお願いしたい」と求めた。
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