上海市、高齢者に特別手当 65歳以上対象、年45億元超投入へ
提供:中国新聞上海市は今月上旬、記者会見を開催し、同市戸籍をもつ満65歳以上の高齢者に対し、特別手当を支給していくと発表した。食料や交通機関利用などの方面の需要に応じるため。年間45億元(約752億8500万円)超を予算に計上するという。
これは、5月1日から施行される「上海高齢者権益保障条例」に盛り込まれている「高齢者総合手当制度」によるもの。条例と同時に実施される。
当局の発表では草案に比べ、手当の基準額が引き上げられた。
上海市民政局の朱勤皓局長によると、手当は年齢によって5段階に分けられる。65~69歳は月額75元▽70~79歳は150元▽80~89歳は180元▽90~99歳は350元▽100歳以上は600元。公式統計によれば、同制度の対象者は280万人以上。手当はデビットカード機能がある「上海市敬老カード」を通じて金銭の形式で支給され、市内でのみ使用できる。
このほか上海市は、高齢者の支払い能力不足の問題や養老サービスに関する資金調達力が低い現状を受け、「高齢者長期ケア保険制度」の樹立に取り組むことを宣言。基本医療保険、養老サービス手当および商業保険などの制度をリンクさせることで、高齢者の長期的なケア需要の保障を目指すもので、朱局長は「上海の社会保障における大きな制度改革になる」と話している。(中国新聞社)
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