麻生財務相が為替政策で米財務省を批判? ネットで反響続々
麻生太郎財務相=18日、国会・衆院第1委員室(斎藤良雄撮影)
麻生太郎財務相が19日の記者会見で、米国高官による円相場への言及が日本の為替政策に影響するか問われて「財務省が為替の話をするのはおかしい」などと発言し、波紋が広がっている。インターネット上では米国の財務省を批判したと報じられ、読者からは「麻生氏らしい」「いらだちを見せてしまった」などの反響が続々。一方、日本の財務省は「日本か欧州のことを指していると思うが…」と困惑しきりだ。
会見では、ルー米財務長官が日本の為替政策を牽制(けんせい)する発言をしたことなどについて見解を求める質問が出た。
麻生氏はまず「私の方から為替について発言することはない」ときっぱり。その上で「基本的に財務省が為替の話をするのはおかしいんであって、中央銀行がやる話だ」と強調。「われわれからみたら変わっている」とも述べた。
この発言に対し、朝日新聞は電子版で、麻生氏が「(米国の)財務省が為替の話をするのはおかしい。中央銀行(米連邦準備制度理事会)がやる話だ」と米財務省を批判した、と紹介した。
麻生氏はワシントンで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議に先立ち、ルー氏と会談。最近の円高について「偏った動きに強い懸念を有している」と伝えた。しかしルー氏は、G20後の記者会見で「為替市場は穏やかだ」などと発言していた。
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