東京円相場 日米の金融政策が焦点

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 今週の東京外国為替市場の円相場は、日米の金融政策が焦点となりそうだ。市場では1ドル=108~112円で推移するとの見方が出ている。前週は、原油安を背景に投資家の消極姿勢が強まり、前半は比較的安全とされる円が買われた。ただ、後半には海外市場では1ドル=111円台後半まで円安が進んだ。今週は日銀の金融政策決定会合と米連邦公開市場委員会(FOMC)を控える。日銀が追加緩和を決めれば、円安が一段と進む可能性がある。