「日本の重大な犯罪」 中国、慰安婦問題の世界記憶遺産登録申請に支持表明

 

 【北京=川越一】中国外務書の華春瑩報道官は31日の定例記者会見で、慰安婦関連資料の国連教育科学文化機関(ユネスコ)への世界記憶遺産登録について、「被害国の民間組織が現在、共同申請を準備している。中国側はこれに対し、支持を表明する」と述べた。

 華報道官は慰安婦問題を「第二次大戦中、日本の軍国主義が犯した重大な犯罪」と定義した上で、「慰安婦関連資料の世界記憶遺産登録は、世界各国の人々に侵略戦争の残酷さを認識させることに役立つ」と主張した。

 中国は昨年、「政治利用だ」とする日本の抗議を無視して、日中戦争時の南京事件と慰安婦に関する資料の登録を申請。慰安婦関連資料については登録が見送られていた。日韓両政府の合意にも関わらず、中国が韓国との共同申請を断念していないことが示された。